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産経抄ファンクラブ第136集

819 :文責・名無しさん:2010/05/27(木) 05:40:59 ID:+A1rYD7J0
【産経抄】5月27日
2010.5.27 03:03
 三浦しをんさんの直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』(文春文庫)は、東京南西部にある架空の街が舞台だ。
便利屋の多田はある日、知り合いから女子高生の清海を匿(かくま)うよう頼まれる。その街では最近、夫婦が刺殺さ
れ、一人娘で、清海の同級生でもある園子の行方がわからなくなる事件が起こっていた。

 ▼「園子、見てる? 寂しいよ」。ワイドショーで涙ながらに訴えた清海は、マスコミの取材攻勢にさらされていた。最
初のうち清海の話をうのみにしていた多田だが、ワイドショーのビデオを何度も見ているうちに、あることに気づく。どこ
かでテレビを見ているかもしれない園子に、何かを伝えようとしているのではないのか。

 ▼指定暴力団山口組系弘道会の幹部らが、昨年7月の大相撲名古屋場所を、土俵下の特別席で観戦していた問題
が、波紋を広げている。一般客が入れないはずの席の整理券が、2人の現役親方を経由して、暴力団側に渡ったらしい。

 ▼弘道会の幹部らは、わざわざテレビカメラと向かい合う席を選んでいた。警察によれば、テレビ中継を通じて自分た
ちの姿を、刑務所に服役している弘道会出身の山口組組長に見せて、変わらぬ忠誠を示そうとした疑いが強いという。

 ▼テレビの画面から特定の人物にメッセージを送るトリックは、推理小説でよく見かけるけれど、まさか現実に行われ
ていたとは。各地で興行を打つために、地元ヤクザの協力が不可欠だった昔と違い、今や力士や芸能人にとって、暴力
団との関係は命取りになる。

 ▼そんな時代に、場所そのものが、暴力団の結束のために利用された可能性が強いとなれば、日本相撲協会の衝撃
も大きかったはずだ。彼らと決別できるのか、まさに大一番である。


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