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日中同盟で、反アングロ・サクソン ★24

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/17(土) 20:42:26 ID:9x6EthnY0
>>365

>スパイクマンはその為にユーラシア沿岸を先んじて制覇して包囲する体制を
>考えた。彼の考えたユーラシア政策はユーラシアにモンゴル帝国のような大ハートランドを築かせないということだ。

スパイクマンが恐れたのは、人口密集地で近代国家が立ち並ぶ、極東であれば日本や中国が含まれる事になるリムランド諸国が一致団結した場合、
いずれ世界を制する事を恐れたのであって、極端な事を言えば、永久凍土の土地であるハートランドを制される事を恐れていた訳ではない。
そのような恐れに対応するために、リムランド諸国間の分裂を望んだり、必要であればランドパワーの国と同盟することは重要であるとまで主張し、
WW2における状況を事後承認するような形で、主張が展開されている。

また当然の事ながら、スパイクマンの理論は飽くまでもアメリカの国益を最大化する為の理論であり、
日本や中国を含めたリムランド諸国にとっては、指を加えて眺めるだけでは、国益を最大化することにつながるような事になるようなものでもないし、
中国がリムランド諸国を”制する”意図がなければ、アメリカとの協調関係を維持することは、理論上適切である事を予見させるようなものですらある。
もちろん中国は大国なんだから、ミアシャイマーが主張するように、過去におけるアメリカと同様に、リムランドにおいて地域覇権を望むのではないかとする懸念から、
スパイクマンの理論に準じても、米中は敵対関係に陥ることが示唆されると考える余地は十分にあるだろう。

しかし、考えて欲しいのは、過去と違って軍事力を使って制することは、国益とのバランスを考えた場合、非常な困難を極めることを思えば、
飽くまでも経済秩序を巡る争いである事の方が蓋然性が高い。
例えばの話として、東アジア共同体に関しても、アメリカを外した勝手な秩序を作り上げるなら、
唐突に戦争だと言い出す前に、相当な長い期間、共同体における経済秩序のあり方について、交渉が繰り返し展開される事になるだろう。

問題なのは、アメリカによって中抜きにされるようになっても、中国だけに有利な状況が変わりに残される事があっては困る以上、
上記にも書いたが、交渉が繰り返し行われる場に、日本が十分に立ち会えるのか?という事である。
米中が緊張感を伴った交渉の結果として、まとまるのような事があれば、重要な結果を意味する以上、強力なイニシアチブを発揮する事になる。
日本はそのような影響から最小限に逃れる為に、秩序を変えようと思っても、日本を交渉の場に積極的に巻き込む事に必然性を積み上げる為にも、
米中と日本におけるFTA締結を進めることは、重要な事だと思える。

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